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第 11 回 定 期 演 奏 会 に 寄 せ て |
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滋賀大学オーケストラ顧問 滋賀大学経済学部長 吉田 修 |
今年の夏は本当に厳しい暑さがつづきました。真夏生まれの私もさすがにこたえ、8月の後半はまさに夏バテの状態でありました。しかし、今は11月、秋も盛りを過ぎ、山々の紅葉も終わりに近づいています。そして。時折襲ってくる湖北からの時雨にあの夏の日の暑さの記憶もすでに遠いものになろうとしています。
春夏秋冬、この季節の巡りに私達人間は近年いささかならず鈍感になってしまいました。しかし、野山の鳥達を見ると確実に四季の巡りを自らの生活リズムとしながら暮らしているのを見ることができます。すでに10月の中ごろには琵琶湖の北にオオヒシクイやコハクチョウなど、馴染みの水鳥たちが冬を過ごすためにわたってきました。その渡りの時期は驚くほどに正確です。
そして、今はヒドリガモやホシハジロなどが湖面をおおい尽くすばかりに群れ遊んでおります。
自然界における4つの季節の巡りと、多くの交響曲に見られる4つの楽章からなる構成とはどこか関係があるように思われるのですが、いかがでしょうか。もちろん、それぞれの交響曲によってそれぞれの個性と特徴がありますが、第1楽章から第2楽章・第3楽章を経て第4楽章にいたるそれぞれの楽章の旋律には、それぞれの季節とそれに対する人々の心の響き合いをうたい上げているように思えてならないのです。
まもなく彦根にも本格的な冬の季節が巡ってまいります。想えば。滋賀大学オーケストラの定期演奏会も、いつのまにか彦根の冬を迎える前の年中行事になってきております。その前の静かなひとときに、今日はドヴォルザークの交響曲8番における4つのうたい方を存分にお楽しみいただきたいと思います。
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本日はお忙しい所、私達滋賀大学オーケストラ第11回定期演奏会に御来場頂き誠に有難うございます。昨年10回目の定期演奏会という一つの区切りを迎えた私達は今年、新たな一歩を踏み出し、部員一同、より充実した、皆様に満足していただける演奏を目指して日々練習に励んでまいりました。今年は管楽器が充実している面もありまして、壮大なドヴォルザークの交響曲と、ロマンチックなラフマニノフのピアノコンチェルトに挑みます。まだ技術的にも未熟で多少お聴き苦しい点もあると思いますが、市民の皆様と共に楽しめれば幸いです。最後になりましたが、本日の演奏会を開催するにあたり、熱心に御指導下さった先生方、及び後援や広告協賛という形でご協力いただきました方々に厚く御礼申し上げます。 |
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