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第 10 回 定 期 演 奏 会 に 寄 せ て |
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滋賀大学オーケストラが第10回目の定期演奏会を迎えることになりました。創部13年目の快挙だと思っています。尤も。ウィーン・フィルが150年。ベルリン・フィルが110年、そして近くでは京都大学交響楽団がすでに80年の歴史を持っていることを思いますと、創設13年目、定演10回目というのは、誠にささやかな歴史であるかも知れません。
しかし、振り返ってみますと、人口10万人に充たない地方都市の2学部しかない大学にあって、本格的な編成のオーケストラを結成し、維持し続けることは決して容易なことではありませんでした。経験者も少なく、楽器も足らず、練習場所も確保できず、文字通り無い無い尽くしからの出発でした。果たして何年続くものか心配でした。幾度か危機的な状況もありましたが、そのたび毎に部員諸姉・諸兄の懸命な努力によってそれを乗り越え、今日に至りました。
その間、多くの人々から並々ならぬご指導とご援助を賜りましたことを心からお礼申し上げたいと存じます。とりわけて、オーケストラ結成段階に手とり足とりご指導いただいた彦根室内合奏団の加納明男先生、そして現在音楽監督と指揮をお願いしている日本指揮者協会の平光保先生には言葉では表わしようのないほどのお世話を頂きました。また、地元彦根の市民の皆様から頂いた毎回の定演における暖かい拍手は、私達にとってどれだけ大きな励みになったか知れません。もし、滋賀大学オーケストラの定演が逝く秋をおくる彦根の年中行事の1つに数えて頂けるならば、この上の喜びはありません。
今回の演奏曲目は、ブラームスの第1交響曲とシューベルトの「未完成」です。ご存知のように、ブラームスの1番は曲想がベートーベンの第9交響曲を継承していることから、ベートーベンの第10交響曲といわれることがあります。10回目の定演にふさわしい曲と思います。また、「未完成」は、いつまでもより完成した演奏を目指して努力を続けたいという私達の気持ちをこめております。どうか、彦根城下の静かな休日を私達の演奏でおくつろぎください。
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本日はお忙しい中、我々滋賀大学オーケストラの定期演奏会にお越しいただきまして、誠に有難うございます。我がオーケストラも、今回で丁度10回目の定期演奏会を開催することとなり、ブラームスの交響曲という難曲に挑みます。まだ、技術的にも未熟でお聞き苦しい点も多々あると思いますが、アマチュアのオーケストラの“良さ”でもある純粋に音楽を楽しむ喜びのある演奏を目指して、部員一同一年間必至に練習を重ねてきました。本日、我々はこれまで練習してきた成果を十分に出して演奏し、皆様と共に楽しめれば幸いです。最後になりましたが、本日の演奏会を開催するにあたり、熱心に御指導下さった平光保先生をはじめ多大の御支援を頂いた方々に厚く御礼申し上げます。 |
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