|

●パリ
サンラザール駅を午前に出発 2時間くらいでル・アーブル駅に到着。ルアーブルは比較的大きな都市だから、ゆっくり海の幸の昼食をとって、それからバスでオンフルーに向おう!と思ったのが不運の始まり。
●ル・アーブル
たった、片道30分のオンフルーへのバスが、午後はない!次の発車は夕方・・そそそんな、あの有名なノルマンディー橋を通る幹線バスがそんな本数でいいのでしょうか。
結局、ル・アーブルで5時間近く時間をつぶすことになったのですが、ル・アーブルって工業都市でほとんど観光するところがなく、夏こそ海辺が観光地と化すけれど、冬は何も見るところがなく、寒い木枯らしの中をつまらない街を歩き疲れたのでした。
そして、夕方1本しかないバスを乗り過ごしてはいけないと、早めにバス停へ。なんと言っても、すごく広いステーションで、次から次へとバスが出たり入ったり、もちろん案の定呼び出しもなにもないので、たった1本のバスを逃すものかとジーっと目を凝らしてドキドキ待つのも辛かった。
でも、暖房の効いたバスに乗ってしまえば、夕闇をセーヌの河口に向って走る農園と工業地帯の対照的な景色を見ながら、灯りのともった巨大なノルマンディー橋を渡るうちに、今までの寒さ、辛さも吹き飛んでしまいました。
●オンフルー、民宿(シャンブルドット)到着
オンフルーのバスの駅に落とされて、(もちろん明日の帰りのバスの時刻を確認は怠らず)電話すると、宿のおじさんが迎えに来てくれてやっと到着しました。ホントに、農場の中の1軒屋。
何でも、脱サラして、この19世紀から残る農家を買い取り、自分達で修理して民宿をはじめたのが昨年。普通ならお客を呼ぶのに時間がかかるはずなのに、インターネットのおかげで開業してからいつも満室状態だとか。
「インターネットの神様に感謝している」そうです。
夕食は、民宿のご夫婦と共にテーブルを囲んで郷土料理を頂きます。
その日のメニューは、前菜にベットラブとブータンのカルバドスソース、羊の焼いたのにレーズンを入れて炊いたお米の付け合せ、サラダ、地元のチーズ、デザートはりんごのタルト。
途中で「眠れないよ〜」と子供がパジャマ姿で出てきたりして、本当に、家庭にお邪魔したような雰囲気。
●オンフルーからパリへ
牧場の冬の朝は、草木も凍っておりました。よって散歩もままならず、暖炉にくっついておいしい田舎パンや手づくりジャムで朝食。
帰りもオンフルーまで車で送りながら、市内の名所を回って案内もしてもらいました。そんな風にお世話になると、お別れもお名残惜しい!「また来るよ」(色んな所に行きたいくせに、その時は本当にそう思うもの)と言ってお別れです。
フランスの寒さと交通の不便さには驚かされたけど、反対に民宿の温かさを体験できました。
ヨーロッパの人々は、シーズンには、何週間も滞在して(もちろんキッチンの付いたお部屋もあり自炊もできます)思い思いのバカンスを過ごすのね。
|