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ドルフィンスイムQ&A ドルフィンスイムについて、よく聞かれる質問にお答え します。 |
| 1.泳げなくても大丈夫? | ||
| まず認識しなければいけないのは「相手は野生のイルカ だということ。 野生の動物が生活している海で泳ぐ のだということをしっかり認識しなければいけません。
当然足もつかないし、波も潮の流れもあります。 ただ、御蔵島の場合は泳ぐポイントが非常に岸に近い のと、バハマの場合は海の真ん中でも海底が隆起して 5−10メートルと浅瀬になっているので、それほど 大きな危険はないといえます。 それでも最低限水に慣れておくこと、3点セットを 身につけて泳ぐ基本スキルを練習しておくことは必要で す。 これは海に棲むイルカの生活圏に陸上の生き物であ る私たちが入っていくにあたっての最低限のマナーでも あると思います。 ぜひ事前に近くのダイビングショップなどでシュノーケ リング講習をやっているところを探して基本スキルを練習 してからイルカに会いに行きましょう。 |
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| 2.イルカと泳ぐって実際にはどんな感じ? | ||
| 最初の頃は「背びれにつかまって泳ぐんですか」 「さわれるんですか」という質問をよく受けました。 これは私たちが「人間の都合のいい様に飼い慣らして いる動物しか知らない」典型的な例と言えます。 相手は野生のイルカ、まずさわることはできないと 思って下さい。 (よほど気に入られれば別ですが) 基本的には「並んで泳ぐ」という感じでしょうか。 息を止めて潜水するスキンダイビングが上手であれば 水中でイルカとくるくる回って泳いだり、海草やバンダナ などをキャッチボールのようにして遊ぶ場合もあります。 |
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3.イルカのヒーリングの真偽のほどは? |
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| 「イルカに会ってイルカに癒してもらいたい」 これもよく聞く言葉です。 数年前から「イルカが自閉症やうつ病を癒す」という ことがマスコミで取り上げられて以来すっかり有名に なりました。 これは「アニマルアシステッドセラピー」(動物介在 療法)のひとつであり、海外では人間の指示をよく 聞く動物である犬や馬と障害を持つ人やお年寄りを 触れ合わせることによって心身両面の治療を行って います。 日本でも老人ホームで犬や猫を飼ったり ときどき訪問させたりするところもあります。 「イルカ療法」もそのひとつ。 マスコミで伝えられるイメージでは、あたかも イルカと泳ぎさえすれば、精神的にかかえている問題 やストレスが癒されるような印象を受けますが、実際 にはそんなに単純なものではありません。 イルカ治療の先駆者はアメリカのベッツイ・スミス博士ですが、彼女のイルカを使った治療は患者とその 家族を長期間イルカのそばに滞在させ、イルカと泳ぐ ことだけでなく、本人とその家族のカウンセリングも専門家のカウンセラーがついて長期で行った結果のことです。 たしかに自閉症・うつ病の人に対して他の動物に比べてイルカは格段の効果を上げたそうですが、理由は まだ解明されていません。 ただ、このスミス博士は人間の治療のためにイルカを 「使う」ことに対して疑問を持ち、野生のイルカとの 出会いによっての治療を試みました。 しかしながら 障害を持つ人を船に乗せて外洋に出て野生のイルカと 泳がせるにはリスクも大きく、天候や海洋状況のコンディション待ちなど問題が多く、現在はもう イルカ治療は行っていないと聞いています。 いくら人間の治療に効果を上げられるといっても本来は広い海で仲間と共に生きるイルカを狭いプールや生け簀という不自然な環境に閉じ込めて一生を 送らせるのは間違っているのではないかとスミス博士 は考えたわけです。 イルカ治療が話題になればなるほど商業ベースでイルカ治療を展開しようという人達が増え、結果的にイルカを苦しめることになってしまう わけです。 私の個人的な経験から思う個人的な意見は、イルカは 海洋生物でありながら人間と同じ哺乳類であり、大きな 発達した脳を持ち、知性のタイプが人間と非常に近いのだと思います。 なので言葉でのコミニケーションはできなくても、何かわかりあえる、通じ合えるような感覚を持つことができるのだと思います。 そしてイルカに会ったときの感動、それは水という上下左右のない無重力の環境で心身ともに「開放感」 を体で感じ、私たちが文明社会で忘れてしまったみずみずしい野生の生命力に触れる、そして何より餌や指示もなく「イルカの意志で遊びに来てくれる」 ことに素直に喜びを感じる。。。 そしてイルカの好奇心が強く、遊び好きでユーモア もある、そんな子供のような無邪気さが大人になって ゆくにつれて身につけてしまった余計なものを一気に 吹き飛ばして裸のままの自分を取り戻すことができる、そんな風に思います。 |
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4.一人でも参加できますか? |
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| ぜんぜん問題ありません。 反対に一人で参加される人の方が多いくらいです。 お化粧も着飾ることもない海での生活で共にイルカと泳ぐので、あっというまにみんな仲間になりますので、心配はいりません。 |
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| 5.3点セットはどんなものがいいのですか? | ||
| まずたとえ現地でレンタルができるとしても自分の ものを揃えることをお勧めします。 というのはサイズがきちんとあっていること、泳力にあったものを使うこと
が大切だからです。 マスク:できるだけ視界の広いもの。そして試着して自分の顔の大きさや形にあったものを選びます。顔につく部分がシリコンのものが良いでしょう。 シュノーケル:最近は進化して水の逆流防止装置のついたものがあります。 フィン:大きく分けてフィンにはダイビング用の硬い プラスチックのタイプとシュノーケリング用のやわらかいゴム製のものがあります。 またそれぞれにブーツを履いてストラップで止めるタイプと素足でそのまま履くスリップオンタイプがあります。 ドルフィンスイムのことだけを考えればゴムのスリップオンがお勧めです。というのはイルカが現れたらすばやく3点セットをつけることが必要なのでスリップオンの方が脱着が 簡単だからです。 ただ、スキューバもやるとか、岩場に行く ことが多い・ボートの上での移動が多いなどの 場合はブーツを履くタイプのほうが良いでし しょう。 また、フィンの重さや長さは筋力や泳力によって 自分に合ったものを選びます。ジャックマイヨール の履いているようなロングフィンは水の抵抗が 大きくなるため、推進力はありますがその分 筋力や泳力が必要で、それらのない人が履くと 足がつったりすぐに疲れてしまい使いこなせま せん。長いもの、重いものはパワーがある分 それを使いこなす筋力と泳力が必要だと思いま しょう。 *ポイント:ディスカウントストアなので適当に安い ものを買ってしまわずに、必ずきちんと 一緒に選んでくる人がいるダイビングショッ プでお店の人に相談しながら選びましょう。 *デルフィネスではニュースレターにて東京でのプール 講習の予定を随時お知らせしています。今後は東京以外 の地域での講習の情報もお知らせしていく予定です。 |
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| 6.どうしたらイルカと仲良くなれる? | ||
| 1..まずは謙虚であること。 誰でも「好きだから」と勝手に食事中や寝ているときに 土足で家に入ってこられたらいやなのと同じ。 相手がイ ルカでも全く同じこと。 まずは「彼らの生活におじゃまする」という謙虚な姿勢 が必要です。 アイドルおっかけ状態でイルカの状態も おかまいなしに追い掛け回せば当然嫌われます。 2.水に慣れていること。 こちらもリラックスしてイルカにアプローチするほうが イルカもリラックスして近くに来てくれます。 ばしゃばしゃと水しぶきを立てて追いかけたり手をばたばた のばして触ろうとしたりするのは最悪です。 「リラックス」がポイントだと思います。 |
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7.サメは大丈夫? |
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| 御蔵島でもバハマでもサメはいます。 ただ、今までの 経験ではイルカと泳ぐところは比較的水深が浅いので 大型のサメは見たことがありません。
人を襲わない小さ いサメしか見ませんが、最近は海水浴場の波打ち際まで 大型のサメが来たというニュースなどもありますので、 絶対危険がないとは誰にも言えませんが、今までの例では
ドルフィンスイム中にサメに襲われたという例はないよう です。 |
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| 8.イルカが人を襲うことはないの? | ||
| ありえます。 ただ、野生のイルカの場合には嫌だったら どこかへ泳ぎ去ってしまうので、よほどしつこくイルカが
嫌がるようなことをしなければまず大丈夫でしょう。 今までの例では海外の海を仕切った生け簀の施設や水族 館など飼育下でストレスがたまり、逃げ場のないイルカが 人を襲ってけがをさせたとか死なせてしまったという例は あります。 また、野生のイルカでも人を襲うことがあると言われていますので、子供を連れているイルカや餌を追っている 時などは特に気をつけなければいけません。基本的には 「むこうから来るのを待つ」姿勢が大切です。 また、攻撃の前に「威嚇」の行動をとることが多いので その段階でイルカが攻撃的になっている、嫌がっている こと見極めることも大切です。 「尾ビレで水面をばしゃっ と何度もたたく」「口をわっと大きく開いて歯を見せる」 などは威嚇の行動と言われています。 もちろん仲間同士 のサインの可能性もありますし、何か他の意味の場合も あるかもしれまんせんが、これらの行動をとられた場合 にはそれ以上近くに寄らずに様子を見守りましょう。 バハマなどの様に広い範囲を移動しているイルカの 場合は「イルカが遊びたいにイルカがボートを探して来る」 ので、イルカが来たときは基本的にお遊びモードだと 思って良いのですが、御蔵島のように岸に近い比較的 狭い範囲で生活しているイルカの場合、イルカが遊びたく ないときにも私たち人間がイルカと遭遇します。 このような状況ではイルカが人間と遊びたい状態なのか どうかを見極めることがとても大切です。 |
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| 最後に。。。 ファンタジックなイルカの写真やビデオを見ていると イルカに会いに行けば誰でもすぐにでもいつでもイルカ が私たちを迎え入れ、小谷ミカコさんのように泳げると 思ってしまいがちです。 たしかにイルカには私たちを惹きつける大きな魅力が あります。ただ相手が野生の生き物であることはきちん と認識しなければいけません。 そして自分の泳力も 見極めなければいけません。 現在の状況は、かなり人間の側が勝手なファンタジッ クなイメージを作りすぎているように思います。 その結果イルカに「求める」ことをしすぎているように も思います。「遊んでくれる」「癒してくれる」「私を 変えてくれる」etc。 私が思うのは、イルカに何かを求めるのではなく、何も 求めず、一瞬の出会い、共有できた時間を素直に楽しむ、 体と心で感じるだけ、それで良いのではないかと思うのです。 そうじゃないと、他の動物とはむずかしい「餌」とか「指示」 という人間がコントロールすることのない対等な立場で 出会い、出会いを楽しむことができる「野生のイルカと 出会う」という貴重な体験すらも観光や買い物と同じ「娯楽 消費」にしてしまうような気がするからです。 イルカと会って感じることやその後起こる変化はその人 その人によって違います。 「別にー」っていう人もいる でしょうし、一度の出会いで人生観が変わる人もいるで しょう。その時は興奮して終わっただけだけど、あとから じわじわといろいろなことを考えたり感じたりする人も いるでしょう。 イルカとの出会いも「一期一会」。人との出会いと同じ です。 人との出会いもその人のその時によって違って くるように、イルカとの出会いも自分がどのようにその 時間をイルカと共有し感じられる感性を持っているかに よって違うのだと思います。 |
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