ケンセイ・ニュース  第 66 号  2003.11.15発行

ケンセイ・ニュースバックナンバー
  1. はじめに
  2. エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  3. 総合健生研究所からのお報せ
  4. 特別寄稿 『着物を着ている太陽』
    エドガー・ケイシー健康会・会長 福田高規
  5. 会と催し
  6. 図書案内
  7. 図書紹介
  8. おわりに

1.はじめに

 秋も日に日に深まって、紅葉のさかりもそろそろ終わろうとし、 北の地方では冬支度を始めようかという季節でございます。その後はいかがお過ごしでしょうか。

 さて、先号ではテーマとして「ワンネス」を取り上げましたが、「一体感」というのはそんなに難しく考えなくてもいいのではないか、 と思えましたのは、たまたまテレビで見た「阪神タイガース」を応援するファンの熱狂ぶりでした。浮世のことは何もかも忘れ、 ゲームの一投一打に一喜一憂する人々の姿、それはグランド上の選手たちとまさに一体でしたね。何万という人達の熱い声援は、 一つの波動となり、選手達を励まして、すばらしいプレーをする姿を何度も見ることができました。
 また、アイドル達のコンサートで見る、会場でのあの熱狂ぶり、或いは、お芝居や演劇などでの舞台と観客との交流。 そう、それは感情の共鳴でもあるわけです。私たちは自分で気がつかないでいて、実は度々、この「一体感」を体験しているのです。 これらは、私たちが日常に経験する「一体感」ですが、福田高規先生に寄稿していただいた先号の『ワンネスを生きる』では、 神との一体感について書かれていました。

 それを、波動という面から考えてみますと、神は波動でもあるわけですから、波動の性質である共鳴によって、 いつでも人は神との交流が可能であるわけなのですね。例え、誰も知らなくても、愛の想いは波動となって発信され、それは、 確実に神に届いているのです。「誰も知らなくてもいいのです。神は全てを知っているのですから」といわれる理由は、実はここにあるのでしょう。
 さらに、「祈り」は強い波動の発信に他ならないのですから、神に届いていない筈はないということになります。 「祈る」ことの大切さとすばらしさはここにあるのです。

 次に、先号で取り上げた「人間の卒業」について、もう少し考えてみたいと思います。
 或る霊能者の方のお話では、あちらの世界での修行を終えて、今度は多くの人のために生涯を捧げようと決心し、皆から激励をうけ、 さて、この世に生まれたけれど、自ら立てた志を忘れ、その結果、物質世界のいろんな誘惑に負けてしまい、却ってカルマを積み増しして、 あの世に戻るというケースが結構あるということです。それ程にこの世の暮らしは厳しいものがあるのです。この厳しい現実の生活の中で、 しっかりと自分を見つめ、確かな足どりで、しかも楽しそうに過ごしている人がいます。このような方には、よく似た傾向があるようです。 世話好きの方で、頼まれるといやといえない性質で、別に何の得にもならないのに、黙って他人の世話をしている。どちらかというと、 お人好しのように見える。こんなタイプの人ではないかと思われます。ひょっとしたら、この人は天の倉に宝を積んでいるのではないのでしょうか。 昔は、隠居した老人が、よくこのようなことをしていたと聞いています。何とか、輪廻転生の間に積んだカルマを解消し、 首尾よく人間稼業を卒業したいと思っても、今の状態ではとうてい卒業は無理、あと何回かは覚悟せねばならないかなと、 ため息をついている私のような人にとって、それに一歩一歩近づくための方法というか、生き方の態度があることに気がつきました。 それは「下座の行」というものではないかと思うのです。あぁ、何時だったかそれは聞いたことがある、と言う方もおられるでしょう。 何とこの「行」は単に個人のカルマの解消のみならず、地球全人類が平和に共存することに繋がるという、 すばらしい「行」ではないかと思い至りました。これについては、後ほど「図書紹介」のところでご覧いただくことにいたしましょう。

2.エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  1. 基礎講座第1回は、平成15年9月28日(日)開催されました。
    いつもの内容(心について、人生の生き方、瞑想、夢など)ですが、福田高規先生のお話は、回を重ねる度にますます深みが加わり、何度、聴講しても感銘をうけます。
    会場いっぱいの方々のご参加をいただきましたが、特に、若い方々にとって、このようなお話は、これからの人生を生きる指針として、有意義であったように思います。
    何度もご参加の「お馴染み」の方々のお顔も多く見られ、嬉しい一日でした。

  2. 基礎講座第2回は、平成15年10月26日(日)開催されました。
    この回は「ヒマシ油の温湿布とオイルマッサージ」のデモンストレーションと実習でした。参加者の全員に、福田高規先生のオイルマッサージをご体験していただきました。
    どうか、ご家庭でぜひ健康法として実施していただきたいものと思います。

  3. 基礎講座第3回は平成15年11月23日(日)に開催されます。
    基礎講座の最終回です。ご案内のように、骨盤体操、食べ物のお話など。健康にとって非常に大切なものの実習とお話があります。
    運動ができる服装をご用意ください。
3.総合健生研究所からのお報せ
  1. 「きくいも」取り扱いの中止のお報せ
    毎年、この時期から、生の「きくいも」の取り扱いをしてきましたが、本年からは、生ものの受注を取りやめることにいたしました。 生ものですので貯蔵が大変難しく、常に一定の品質のものをお届けするのが非常に難しい点があるからです。 年間を通して一定の品質が得られる「きくいもクラブ」(錠剤)(粉末)がありますので、こちらの方のみ受注させていただくことにいたしました。 どうかご了承の程お願いいたします。

  2. 『龍宮』 新製品のご紹介
    『龍宮』では従来から天然素材の木綿を、そのまま生かした各種の衣料、寝具を製造してきました。 皆様方からご愛用いただいております「カッテガーゼ」「パシーマ」「パジャマ」を始め「ネグリジェ」「龍宮敷」「龍宮枕」など数々の製品があります。 世界規格の「エコテックス規格100」をご存じでしょうか?繊維製品のエコラベルとして、 人の健康に害を与える有害物質が含まれていないことを保証するものです。
    この度、「パシーマ」は「エコテックス規格100」の中でも、最も厳しい規格の「製品分類}(乳幼児製品)」の認証を取得し、 赤ちゃんでも安心してお使いいただけることが保証されました。
    (1) 「パシーマSとW」には、ピンク・ブルー・ホワイトの3色がありましたが、この度これに、「きなり」が加わりました。価格は同じです。

    (2) 「パシーマベビーDX」
    安全性が保証されていますので、赤ちゃんから介護用まで、お使いいただけます。
    サイズ 一般価格(税抜き)
    90cmx120cm
    2,500円
    なお、色は白、ピンク、ブルーがあり、柄はリボンです。

    (3) 新発売「パジャマ#5844 」えり付き、前あき、長袖のご紹介「パシーマ」素材でできた従来の4品種に、新しくえり付き、前あき、 長袖の「パジャマ」が発売されました。色は「きなり」だけです。軽くて、温かく、洗うほどに素肌になじみ、理想的なパジャマとして、 メーカーの自信作です。サイズなどは下記の通りです。
    サイズ 一般価格(税抜き)
    S
    8,800円
    M
    9,300円
    L
    9,800円

  3. 「不思議セラミック・瓶無し」取り扱いのお報せ
    先号で「不思議セラミック」のご紹介をいたしましたところ、大勢の方々から、お問い合わせやご注文をいただき、大変、有り難く存じております。 実は、凍らせた時に結晶にならなかった水道水が、「不思議セラミック」を入れたところ、綺麗な六角形の結晶になった写真を見て、 取り扱うことにいたしました次第です。

    その後、ガラス瓶は手元にあるので、瓶なしで販売してほしいとのお話があり、今回、取り扱いをすることになりました。 ただ、ご注意点としては、ガラス瓶の蓋が密閉状態にならないようにして下さい。中からどんどん気泡が発生しますので、息抜きが必要です。 また、カプセルなしで、セラミック袋のみの御使用はしないでください。
    品 名 一般価格(税抜き)
    不思議セラミック・瓶無し
    9,000円


5.会と催し
  1. 滝川いきいきクリニック
     『コンサート&講演会』-癒しの音楽と食べ物のお話会- 
    開催日  平成15年12月6日(土)
    コンサート.13:30 〜14:30 ライヤーコンサート 出演. 村上 智・後藤寛子
    講演. 14:30 〜16:30 講演会 講師 船越康弘先生
    参加料 1,000円
    会場 滝川いきいきクリニック 3階 リハビリ室
    名古屋市昭和区滝川町10-1 TEL:052-839-1112
     
    コンサートで使われるライヤーという楽器をご存じですか?
    ひざの上に抱けるほどの竪琴で、指使いを少し覚えるだけで、誰でも楽しめる楽器です。
    講師の船越康弘先生は自然料理の研究者、実践者。2000年からニュージーランドに一家で移住。

  2. 船戸クリニック -魅力ある催しが目白押し-
    (A)「ヒーリングコンサート」
    開催日時  平成15年11月30日(日) 午後1時〜
    コンサート.ディジュリドゥ with ケルティックハープ
    演奏. toshi 小島 と 沢田真弓
    会場 天音の里
    参加費 お気持ち金のみ

    (B)『第31回 フナクリフォーラム』
    開催日時  平成15年12月14日(日)
    講演. 船越康弘先生のお話 10時〜11時30分・・・お気持ち金のみ
    昼食. お食事会 ・・・1,000円
    料理教室.船越康弘先生指導 ・・・5,000円
    会場 天音の里
    参加定員 20名(申込締切り12月6日)

    (C)「ライアーコンサート」
    開催日時  平成15年12月21日(日) 午後2時〜(約60分)
    演奏. 村上 智 & 後藤寛子
    会場 天音の里

    以上 主催 船戸クリニック TEL:0584-35-3335 FAX:0584-35-3330

6.図書案内(最寄りの書店でお求めください)

書名 著者/訳者 発行所 本体価格
「また逢おう」 船戸崇史 岐阜新聞社 1,300円
「エノク」2003.11.No.248 宇野正美 エノク出版 343円
「和の心を生きる」シリーズ 1
-新しい時代の 波が 見えますか?-
菅家一比古 ガイア出版 1,143円
懺悔の生活 西田天香 春秋社 2,300円



7.図書紹介

あなたが光を放つ瞬間
  1. 「また逢おう」-人生の最期をこの人に看取ってもらいたい(飯田史彦)-

     船戸クリニックの院長先生の著書です。いつかは、この世から旅立つすべての人とそのご家族を、深い慈愛と畏敬の念によって、幸せへ導こうと努力する医師の想いがこめられています。12月中旬に発売予定です。
地球卒業者18人の過去生
  1. 「エノク」2003. 11 No. 248 国際時事情報誌

     宇野正美氏は、その著書や各地での講演会を通じて、皆様すでにご承知の方も多いかと思います。その主張は一貫して、現在の世界情勢を「ユダヤ民族」という切り口で解説しています。我々から見ますと、かなり、偏った見解のように感じられるのですが、キリスト教・ユダヤ教、及びイスラム教を信じる人々にとっては常識的な見解のようです。「日本の常識は世界の非常識」と言われることがありますが、彼らのものの見方をよく知っておくことは大切でしょう。

    中東地区での紛争が世界的な動乱に結びつく可能性が大きいといわれている現在、歴史的な経過を踏まえて、それが何故、起こるかを知るための情報ということができます。
地球卒業者18人の過去生
  1. 「新しい時代の波が見えますか?」 「和の心を生きる」シリーズ 1

     先号では、シリーズ 2.をご紹介しました。入手の都合で順序が逆になりましたが、今回ご紹介するこの書物も菅家一比古さんの著書です。

    この本も、心に響く数々のお話がありますが、最も取り上げたいのは「下座の行」なのです。懺悔の気持ちから、自らを低くして、何らの報酬を求めず、他人のためにひたすらつくす。愛の行であり、宝を天に積む行でもあります。ここに、聖書の言葉があります。

    『マタイ伝 6- 1〜4 施しをするときには
    3.施しをする時は、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。』

    『マタイ伝 6-19〜21 天に富を積みなさい (ルカ伝 12-33〜34)
    20. 富は天に積みなさい。そこでは虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも、盗み出すこともない。』

    イエス・キリストは全人類のために「下座の行」のお手本を見せてくださった方といえるのではないでしょうか。また、エドガー・ケイシーも「下座の行」の実践者でした。
地球卒業者18人の過去生
  1. 「懺悔の生活」

    この本は大正十年七月、春秋社から発行されたものを、新版として1995年5月30日に出版されたものです。初版の当時、たちまちベストセラーとなり、一年で120版を数えるほどであったそうです。

    この「下座の行」を徹底して行じ、新天地を開いた方が「一灯園」の西田天香さんなのです。その西田天香さんの講演録というがこの「懺悔の生活」です。

    西田天香さんの「下座の行」は、徒手空拳、何にもなしで巷に出て、托鉢(無償で便所の掃除などをする行)するという、まさに命がけの行なのです。お金を持たないから食事の保証もないし、寝るあてもない、ただ無償の行為に対して感謝から捧げられたものだけをいただく、こういう生活なのです。天香さんは32歳の時に、この「一燈園」生活という新しい生活を始めましたが、次第に多くの賛同者、共感者、同行者と言うべき方々を得ました。そして、請われるままに全国各地でお話の会を持たれたり、また、自ら数冊の本を出版されました。これは、その中の1冊なのです。天香さんはこのような徹底した「下座の行」を行じながら人々に、争いのない生活、懺悔の生活、奉仕の生活を示しつつ、その生涯を送り、96歳の長寿を全うされて、あちらの世界へ旅立たれました。

    現代の社会において、天香さんがなさった、そのままの托鉢の生活は、極めて難しくなっています。また、社会の全員が他人の喜捨にすがって生活するということもできない相談です。しかし、天香さんの実践した「下座の行の心」を常に忘れず生活することが大切ではないでしょうか。例え、小さいことでも、少しずつでも、また、誰にも認められなくても、目に見えない宝を、「天の倉」に積み上げてゆくならば、いずれは自らに「卒業証書」を渡せるようになるのではないでしょうか。

8.おわりに

 家族のために「下座の行」をする母がいれば、家庭不和は起こりません。清掃活動をしているボランティアの方々は、その地域の「場」を清めて、犯罪防止に役立っています。

日本のために「下座の行」をなさっている家族がおられます。それは「天皇ご一家」です。国民の幸せを祈り、全国へお出掛けになって、励ましや慰めのお言葉をかけられるお姿を拝見します。また、外国の賓客を心からおもてなしするご様子も拝見します。

さらに、人類は日本の「下座の行」によって、清められていることに気づきます。日本にとって大きな負担ではないかといわれるODA、或いは、海外青年協力隊などの活動の心は、日本としての「下座の行」の現れではないでしょうか。

今、世界の国々は、この日本が行っている「下座の行」の心が解っておらず、単なるお人好しと写っているようです。日本の人々が、この「行」を実践し、それが日本人の常識となり、「日本の常識が世界の常識」となった時、世界は平和になるでしょう。

・これから、寒さに向かう頃です。どうか、お元気で!次号をお楽しみに!