ケンセイ・ニュース  第 19 号  1996.1.15発行

ケンセイ・ニュースバックナンバー
  1. はじめに
  2. エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  3. 綜合健生研究所からのお報せ
     1.「シーター・リング」の効果のご報告
  4. 特別寄稿 アセンションと『永遠のいのち』について
    エドガー・ケイシー 健康会 副会長 宗雪成敏
  5. 会と催し
  6. 図書案内
  7. 図書紹介
  8. 今月の言葉
    『アーユルヴェーダー』の根源的なアプローチ
    上馬場和夫著『なぜ人は病気になるのか』より

1.はじめに

 皆々様佳い年をお迎えなさいましたことと、お慶び申しあげます。

去年は何かとお世話になりまして誠に有り難うございました。
どうか本年もよろしくお願い申しあげます。
 昨年、社会的には大変なできごとが次々とおこりましたが、皆様方はいかがでしたか。
どんな「みのり」がありましたでしょうか。私どもが少しでもそのお手伝いができていたら嬉しく存じます。

 今年もまた気持ちを新たにして元気を出して進んで行きましょう。若し、病気や不幸があったとしても、 これが自分に課せられた我が人生における学びの道ととらえ、感謝しながら、明るく一日一日を大切に過ごして行きたいものと思っています。 それが「充実」した生き方につながるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 以前、こんなお話を聞いたことがあります。大変に物覚えの悪いお坊さんがいました。修道の心はとてもあついのですが、 簡単なお経の文句一つ満足に覚えることができず、皆と一緒にする修行も仲々捗らないありさまです。そこで『お前さんは、 ほうきと雑巾を持ってこれで掃除するのを修行としなさい。そして、「ちりを払いましょう。ごみを除きましょう。」こう唱えながら掃除をするのですよ。』 と言われました。いくら物覚えのよくないお坊さんでも、このくらいの文句は覚えられます。 そして、この修行こそ自分が悟りに至る一筋の道だと心に決めて、一心に励んだということです。
 さて、毎日毎日、言われたとおり「ちりを払いましょう、ごみを除きましょう。」と掃除をしておりますうちに、ある時、 ふと気づいたことがありました。『こうやって、積もったちりや、溜まったごみを掃除すると、何とも言えず、清らかで心がせいせいする。
 だが、振り返って見ると、私の心の中の嘆きや悲しみ、また怒りなどは、自分の心を暗くさせ曇らせると言う意味では、 確かにこれは「ちり」や「ごみ」と言えるようなものではないか。そうだ!掃除をすると言うのは、 自分の心の中を掃除するのでなければ掃除の意味がないのだ!あぁ、判りました。ありがとうございました。』と、 このお坊さんは、難しいお経など少しも覚えなくても、確実に悟りへ至る大きな歩みを進み始めることができたと言うことでした。

 心の掃除は自分自身でしなければなりません。そして、少しきれいになったかな、と思っても、気がつくとまた汚してしまっていたり、 掃いても拭いても仲々取り切ることが難しいもののようです。しかし、決して諦めないで希望を持ってはげんで行けば、その過程の中で自分の心を癒し、 さらに他人を癒すお手伝いができるようになることでしょう。
 心の曇りがなくなれば、鏡のように澄みわたった水面に明るい月影が写るように、心の鏡に真実の姿が写ることでしょう。

 今月の特別寄稿は、当会副会長・監査役・宗雪成敏先生の「アセンションと『永遠のいのち』」です。先生は現在、中京テレビ放送参与、 ライフフォーラム・ジャパン の主宰者であり、また自ら気功教室で指導されるなど、各方面でご活躍中です。


2.エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  1. 「潜在意識講座」は予定通り平成7年11月26日(日)開催されました。
     予約の方ほぼ全員のご出席を得て、講義と実習の一日でした。何しろ、人の足首を両手で少し持ち上げ上下に振ったり、 ペンジュラム(振り子)を振ったりで、始めてご参加の方の中には少し面食らったご様子の方もおられたようです。 もうこれで3回目のご参加と言う方もおられて、「やっぱり来てよかった。毎回新しい発見があるのですよ。」と言うご感想を伺うことができました。
     講座の終わりに福田高規先生から「誰でも始めから私のようにはできないかも知れません。要は、あれもこれもと欲張らないで、 治療なら治療の目的だけに絞って、たゆまずに努力と精進を重ねることが大切です。」と言う励ましの言葉をいただきました。

  2. 「治療講座」のお報せ.
    (1) 日時
    1 第45回講座. 治療講座第1回. 平成8年1月28日(日) 10時〜16時30分.
    2 第46回講座.  同上  第2回. 平成8年2月25日(日) 同上
    3 第47回講座.  同上  第3回. 平成8年3月24日(日) 同上
    4 第48回講座.  同上  第4回. 平成8年4月28日(日) 同上
    (2)会場. ユーキホテル10階 会議室   TEL.052-231-0101.
    (3)内容.
    第1回. ケイシー療法とは。「ポラリティー」の実習。
    第2回. 操体法の基本と、その応用の実習。
    第3回. 指圧実習.(1) 座位.  (2)横位.
    第4回.  同上  (3)伏位. その他総括.
    (4)講師 エドガー・ケイシー健康会 会長.  福田高規先生.
    (5)会費. 各回とも. エドガー・ケイシー 健康会会員15,000. 円、その他の方.22,000.円
    但し、同一講座の再受講の方は6,000.円.
    (6)その他.
    (ロ)各講座の前日の土曜日は、福田高規先生の健康相談日です。完全予約制です。


3.綜合健生研究所からのお報せ
  1. 「シーター・リング」の効果のご報告.
     (イ)二つ購入した内の一つを弟さんに譲って上げたら、弟さんの不眠症がよくなってとてもよく眠れるようになったと喜んでいます、とのお話がありました。
     (ロ)別の方ですが ぜんそく持ちのおじいさんに一つ差し上げたところ、大変楽になったとのご報告がありました。

     お二人とも、身内の方にプレゼントされたところが共通しています。やはり、愛の波動が一緒になって、一層良い効果が出たのかも知れませんね。

4.特別寄稿 アセンションと『永遠のいのち』について エドガー・ケイシー 健康会 副会長 宗雪成敏

 洋の東西を問わず、人々が人生の最大の念願として追い求めているものは無病息災であ り不老長寿であり、究極的には「永遠のいのち」である。これを神道では「生きとおし」ともいう。これは、永遠の魂とは似て非なるものである。実態を伴った存在をいうのである。あらゆる宗教はこれに答えようとして色々な教理を展開してきたが、確たる解答には至っていない。従って殆どの者はこれを空論と決めつけている。
 秦の始皇帝は不老不死の妙薬を求めて、徐福を日出ずる国の蓬莱山に遣わした。今もその足跡が日本の各地に残っている。当地方では熱田とか新宮などにある。しかし結局その妙薬が手に入らず、始皇帝は五十歳で生涯を終えた。これは、不老不死は所詮かなわぬ夢であるとの語りぐさともなっている。

 しかし、あきらめることはないのである。旧約聖書創世記第二章から第三章にあるアダ ムとイブの有名な聖句をもう一度読み返してもらいたい。イブは蛇にそそのかされて、アダムはイブに勧められて、「善悪の知識の木の実」、即ち「禁断の木の実」を口に入れることによって目が開け、知識が入り、善悪を知るようになり、裸であることを恥ずかしく思うようになり、隠れることを覚え、そして死が与えられたのである。
 そして神はアダムとイブが更に「いのちの木」からも取って食べ、永遠に生きることのないように、彼らをエデンの園から追放された。そして、その子孫である人類は、今、終末と呼ばれる20世紀の終わりを迎えようとしているのである。この「いのちの木」が存在しながら誰もこれに到達していないという事実は、「永遠のいのち」を語る上で非常に重要なヒントなのである。

 今人類はアセンションの時を迎えている。新しい進化の時を目前にしているのである。人類の系統発生の各段階を調べてみると、精子の段階では3日間、胎児の段階では十月十 日、人間として形を整えて約80年の固体形成期間を生きるのである。これはステージアップする度に約100倍の生命体に進化することを意味し、次のステージでは万物の霊長 としてその100倍の約1万年の生命体となるのである。これを誰でも潜在意識の中で知 っているのである。だからこそ、空論と言われながらもその理想を捨てずに追い求めているのである。

 さて、それではどうやって「いのちの木の実」にあずかるかであるが、このヒントは新約聖書ヨハネの福音書の第一章にある。この説明は次の機会にしたいが、これが神道で言 う「一厘の秘密」或いは「一厘の仕組み」と言うものであり○のチョンに当たるものであ る。
 このチョンが入らなければ無精卵と同じで体の固体形成は完成しても、人としてのいのちの継承者とはなり得ないのである。
 なお、これについての詳細な話は後日、講演会を開催し、その節行うつもりである。


6.図書案内(最寄りの書店でお求めください)

書名(CD) 著者・翻訳者 価格
なぜ人は病気になるのか
(アーユルヴェーダーで超える健康と病気)  
上馬場和夫 3,800円
テオドールから地球へ ジーナ・レイク ・中村留美子  1,500円
(CD)アディエマス・聖なる海の歌声
2,500円



7.図書紹介

  1. 『なぜ人は病気になるのか』

     昨年12月、名古屋で開催されました「オイルテラピー」に参加をして、「アーユルヴ ェーダー」などの勉強をいたしましたので、その一部をご紹介いたしましょう。
     インドにおいて3000年にわたって伝承され、実証されて来た医学であり、また、治療法だと聞かされますと、重みと言いましょうか、その確かさが感じられます。
     アーユルヴェーダーの診断や治療の基礎には、人の心理や生理機能に関して「トリドーシャ理論」がその根底を貫いています。「ドーシャ」とは、一般に「体液」とか「病素」 などと訳されていますが、概念としては、健康から病気にいたる目に見えないエネルギーを現しているようです。
     この「トリドーシャ」には次の3つのドーシャがあります。
    種類 構成元素 性質 肉体への作用 心への作用
    (1)ヴァータ  空・風 冷・軽・動・速  呼吸・運動・排泄  活性化
    (2)ピッタ 火・水 熱・鋭・軽・液 消化・代謝・転換 記憶・勇敢・願望
    (3)カパ 水・地 冷・重・油・遅 体力・免疫・結合 寛容・安定

     この3つのドーシャがバランスよく調和することが健康につながると考えます。そして 不調の場合は「パンチャカルマ」と言う浄化を効率よくすすめる5つの治療法を使って治療します。そこで、その人の体質とドーシャの乱れに応じた油を使うことになります。
     エドガー・ケイシーも各種の植物性オイルを使うことをすすめました。その使い方は驚 くほど「アーユルヴェーダー」に似ている、とよく言われます。その人がどのような体質を持ち、また、現在どのような肉体の乱れがあるかをよく診て、それに適当な治療をする場合、この「パンチャカルマ」は3000年の実績を踏まえて力強い指針を与えてくれるでしょう。あらためて植物性オイルの持つ威力を認識しました。
     オイルを使っての治療を考えている方には、とても参考になる書物だと思いました。

  1. 『テオドールから地球へ』

     宇宙の知性体からのチャネリングを紹介した書物は随分と沢山あるようです。そう言っ たことに興味のない方には向かない書物です。
     特に最近、アセンション、次元上昇、半霊半物質の世、第4密度への移行など、言葉は違っていてもその内容は同じではないかと思われることが、霊能者の方々からうるさいく らいに言われております。
     以前、『プレアデス十かく語りき』を読んだ時、その中に、地球にやって来ているエイ リアン達は何もプレアデス人だけではないと言うことでしたので、では、彼らは何の目的で、また、どう言う種類のアイリアンが来ているのか、と疑問に思っていました。この本 には一応その答えとなることが書いてあります。ただ、何時も思うことですが、発信者の側の問題は勿論ありますが、受信者の受け方によって全然違ってしまいますから、そう言 う情報もあると言うことを常に心すべきなのでしょう。

 
  1. (CD)アディエマス・聖なる海の歌声

     これは、書物ではなくてコンパクトディスクです。「コズミック・ダンス」をする時に かけた曲だと教えていただきました。澄みきった光の世界を感じます。清らかで躍動感と力強さが伝わって来るような不思議な音楽です。表題になっている「聖なる海の歌声」の他「希望の鐘」「誕生」「孤独」「天空へ」「輪唱歌」などで構成されています。
     この曲を聞きながら、静かに手や足を動かしてご覧になってはいかがでしょうか。広く 美しい大自然の中で、それらと一つになって、悩みも苦しみもなく、完全な自分が、それら全部を讃えながら、その歓びの中でただ舞っている!そんな体験ができれは、どんなにすばらしいことでしょう!



8.今月の言葉 上馬場和夫著『なぜ人は病気になるのか』より

 『アーユルヴェーダー』の根源的なアプローチ.
 インドを始め多くの伝統医学のアプローチは、基本的には浄化を進めて心身の健康を増進させる方法です。その代表がアーユルヴェーダーのパンチャカルマと呼ばれる身体浄化法です。一方、心理的な面の曇りについては瞑想などをアーユルヴェーダーでは勧めてい ます。そのように、アーユルヴェーダーの治療は、心身の曇りを取り除くことにあるのです。そのアプローチには、薬や外部からの治療ばかりではなく、むしろ日常の些細な行いや心の持ち方に気をつけ、日常生活を倫理的にも正すことで、これ以上毒素やカルマを積 まないようにするための指示が含まれています。
 そのようなアプローチにより体・心・霊が浄化されると、肉体のみでない自分の存在に気づき、本来の自分らしさに目覚めることができるのです。そして、今の自分を大切に生 きることで、誤ることのない宇宙の大いなる知性によって「生き生かされている」自分を悟り、病気と健康、苦と快、生と死を超えてすべてに感謝できるようになることが、アー ユルヴェーダーやヨーガの目指すところなのです。それが、真に健康を増進させることであり、かつ智慧をたかめることだと私は思います。
 (上馬場和夫著『なぜ人は病気になるのか』から)