ケンセイ・ニュース  第 18 号  1995.11.15発行

ケンセイ・ニュースバックナンバー
  1. はじめに
  2. エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  3. 綜合健生研究所からのお報せ
     1.「きくいも」の取扱
     2.その他のお報せ
  4. 特別寄稿 『フィンドホーン訪問記』 第2回
    野口美恵子
  5. 会と催し
  6. 図書案内
  7. 図書紹介
  8. 今月の言葉
    祈りのことば
    福田高規著『人を癒すエドガー・ケイシー の健康法』より

1.はじめに

 追々、冬に向かう季節でございます。その後は皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、前号(No.17)の「今月のことば」の中にあった『今からが、これまでを決める』と言う言葉についてのお尋ねがありました。 皆様の中にも、何だかよく判らない言葉だな、と思われた方もおられたのではないでしょうか。
 つまり、これまでのことは、もうすんでしまっていて今更それを変えるわけには行かない筈だ、と言う訳です。 大変ご尤もな言い分のようですが、実はこの言葉は、人生や病気に悩む人達に贈る大きな励ましの言葉だったのです!
 この言葉は『今からあなたがやることが、これまでやって来たことを決定づけるのですよ。 これまで、あなたが自分では悪いことをやっていた、とか、失敗だったと思っているとしても、それは本当のところまだ何とも決まっている訳ではなくて、 これからのあなたのやり方次第なのですよ。』と言っているのですね。

 そして、これからがこの言葉の意味深くもあり、また厳しいところでもあるのですが、『このどちらかに分かれるのは、今、現在ですよ』 と言っているところです。
 今までの在り方の自分であれば、これからもそのような自分が続くでしょう。 それでは不幸や病気もそのままと言うことになるのでしょう。しかし、自分が変われば、また、変わった人生が開けて行くことになるに違いありません。 今までの自分ではいけないと思う人だったら、さあ、自分を大きく変えて行きましょう!これからなのですよ!この言葉はこのように言っているようです。
 さあ、それでは自分をどう言う方向にどうやって変えて行けば良いのだろうか、と言うことになりますね。

 私は、「ケンセイ・ニュースNo.16」の「はじめに」の中で、皆様から『心に残るお話だった』と言われた、 あの『愛語、和顔、祈り』のお話を思い返しています。
 もう、ものも言えなくなってしまった病人でも、まだ他人のためにしてさしあげることがある。それは『祈り』だと言うのです。 凄い奥の手があったのですね!
 そして、この言葉は「誰でもが先ずやるべきことですよ、その上で自分のできることをして行きなさい」と言っているように思えるのですが、 いかがでしょうか。
 最近は超能力ブームとか言って、空中浮揚・チャネリング・自動書記・幽体離脱などが興味本位に話題になったり、報道されたりしています。 私たちはそんなことに目を奪われるより自分ができることを今、おこなって行くことの方がよほど大切だと思われます。

 さて、自分を変えて行きたいと思う方は、福田高規先生をお迎えして毎月開催しております各講座に参加されるのが最も良いと思います。 また、ご都合のつかない方々にとっては、絶好の指導書と言うべき本があります。それは、福田高規先生の『人生を変える健康法』『人類を救う治療法』 『ドリーム・レッスン』それに最近発刊されました『人を癒すエドガー・ケイシー の 健康法』です。特に、この本は「推薦図書」「図書紹介」 「今月のことば」などに、その一部を掲載させていただきましたが、座右に置いて何度となく味わい、そして実践してゆくべき本だと思います。 本当にすばらしい本ができました!

 野口美恵子さんの『フィンドホーン訪問記』は今回で完結です。皆様の中にもすばらしい体験をなさった方がおられることと思います。 この「ケンセイ・ニュース」を通じて、大勢の方々にお報せしたいと存じますので、どうか当会までご連絡くださいますよう宜しくお願いいたします。


2.エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  1. 「基礎講座」3回シリーズが予定通り完了
     8月から始まった「基礎講座」は10月を以て終了いたしました。この講座に参加されました方は、健康に暮らすにはどうすればよいのか、 一応のご理解をいただけたものと思います。後はそれを実践するかどうかに懸かっています。それぞれのご家庭で自分なりにやってみてください。 必ずやっただけの結果が得られると思います。

  2. 「潜在意識講座」のご案内
     潜在意識を使うことによって病気について色々な判断をすることができます。その具体的な方法について福田高規先生から実技の指導を受けます。 先生が長年にわたって研鑽し習得されたものを、おしげなく公開されます。この講座で得られたものは、実際に患者を前にし、 その施術や治療の方針をどうするかを決める時、大変力強い味方となります。習練と精進によって非常に高い精度が得られるのも事実です。 特に鍼灸の治療師の方、整骨カイロプラクティック又、医師の先生方にお勧めしたい講座です。
    (1) 日時 平成7年11月26日(日)午前9時〜午後4時30分.
    (2) 会場 ユーキホテル 10 階 会議室.
    (3) 会費 エドガー・ケイシー 健康会会員18,000 円. その他の方28,000 円.
    (4) その他 予約制( 当会へお申込みください。) ペンジュラム( 教材) が必要です。

  3. 「治療講座」についてのお報せ
     かねて、12月の講座だけは第2の日曜日と申しておりましたが、本年は都合によりまして取り止めることになりました。
    従って、12月に予定していました「治療講座」第1回は平成8年1月28日(日)となりました。
    ご予定なさっていた方には誠に申し訳ございません。 なにとぞご了承ください。


3.綜合健生研究所からのお報せ
  1. 「きくいも」の取扱.
     本年も「きくいも」の取扱いができる時期となりました。契約農家の方からも、良いでき具合との報告を受けましたので一安心しました。会員さんの中で栽培された方から、秋頃までは葉もよく繁って、この調子なら福田先生のおっしゃるように、困ってしまう位に収穫できる、と喜んでいたのに「いも」の方のでき具合が良くない、とのお話しです。夏の水やりは勿論大切ですが、土壌の選り好みの強い作物かも知れません。以前、家でもプ ランターで栽培してうまく行きませんでした。つくづくプロの実力というものは凄いものだと感心しています。何?荒れ地にほっておいた方が良いんですって?本当?
     価格は昨年と同様、キロ当たり600.円. 一口5キロ単位でご発注ください。(一般価格は、5kg 4,000円です。)(送料別)

     その効果や食べ方などについては、『人を癒すエドガー・ケイシー の健康法』の中に、2ケ所に わたって書いてありますので是非ご参考にしてください。

  2. その他のお報せ.
     夏の間、さっぱりとした肌触りから大変ご好評を頂きました『パシーマ』ですが、肌寒 さを覚えるこの頃では軽くて暖かく、今年の冬は『パシーマ』で快適に過ごせそうです。
     冬に向かって、肌荒れ・乾燥肌の方に『ナチュール ・ゲルホームクリーム』が好評です。

4.特別寄稿 『フィンドホーン訪問記』 第2回 野口美恵子

 私達はガーデン・ワークを選びましたが、他にもビルダーやキッチン・ワークなど、いくつかの選択技があります。
 ガーデン・ワークの朝、まず今日のメンバーの自己紹介があり、共に手をつなぎ円をつくります。そして“今あなたの中に何が見えますか?!”という問いかけと共に、みなの心をひとつにアチューメント(波動をあわせること)をして、祈りの時をもってから仕事にとりかかります。
 みなの心をひとつにして、この大地を耕す・・・。とても豊かな時間でした。むろん今まで鍬も鋤もまったく使ったことのない私としては悪戦苦闘の連続でした。会話はもちろん仕事内容の説明も、すべて英語なので、わかったような、わからないような・・・。何 とも頼りない状態でした。
 前夜、もぐらの掘った穴を平らにならす仕事もしました。生まれてはじめての体験でした。もぐらも案外働きもの?!なのだと関心することしきり。もちろん、まじめにみんな仕事をしているのですが、なぜかほのぼのとしてしまいました。ほんの短い体験でしたが 大地と共に生きることの安心感を深くあじわいました。
 労働が喜びに、奉仕が自然の営みになっているところには本当に大いなる安らぎがあるのですね。鳥の声を聴き、花の妖精の存在を身近かに感じるこの場にいると・・・。
 奇跡・・・。それが、ここでは日常的なことなのだと納得してしまいました。

 滞在中にアイリーンキャディーのお宅でお話しをする機会に恵まれました。突然の訪問にもかかわらず、こころよく受け入れてくれ、すばらしい時を過ごすことができました。
 神とともに生き、魂の開放をなし得た人、アイリーンキャディの存在からとても多くのことを学びました。
 彼女から、圧倒的な親和力をもってすべてをつつみこむ優しさが伝わってきました。この世で与えられた栄光や名誉はすべて神に帰し、自由でたおやかに生きている、その姿に出会ったとき、自分にとってのひとつの理想のあり方を強く確信しました。彼女こそ聖書 にあるような、神の生きるエネルギーと共に豊かに実を結ばせた、まことのぶどうの木を体現していると思いました。
 すべてを愛し、すべてを許し、すべてを受入れ、喜びに満たされて、ありつづける人!
 彼女の瞳からは、慈愛があふれていました。そして、その瞬間気づいたのです。私の内 に、こんなにも、愛されたくて・・・。こんなにも、許されたくて・・・。こんなにも、 癒されたかった・・・。そんな自分がいたことを!
 抱きしめられた時のあの暖かさ!彼女の中に神の顕現を見たような気がしました。
 そこには判断やわけへだてなど、ひとかけらもなく、ただ受容のみがあったのです。
 神がわが魂の救いの為に、キリストをつかわして下さったことの本当の意味が理解できたような気がします。豊かなる愛をもって、とりなしてくださる姿・・・。ありのままの自分を愛しうけ入れてくださる存在として、その時、イエス様とアイリーンの姿が重なっ たのです。
 そして、地上天国とはどういうあり方なのかを教えられた気がします。自らを捧げるこ とで、天を地に、もたらしてゆくことを・・・。
 彼女の真の偉業は、そこにこそあると思います。結果としてのフィンドホーンの広がりはあるけれど、目の前の彼女には何の気負いもなく、ただ全生涯をかけて、『神を愛し、自分を愛し、人を愛した・・・』それがすべてだったように思います。

 “Flying into Freedom"この本が日本で“フィンドホーンの花”として出版されたことを伝えたとき、幼児のような微笑みをたたえながら、表紙の美しい装丁を見て、とても喜んでくれました。
 つたない英語ながらフィンドホーンで感じたことを伝えてみました。
 “ここに来る前、たぶんフィンドホーンはアイリーンのかもし出すマリアのエネルギー につつまれているのだろうと想像しました。しかし、今この地に来て受容的な女性エネルギーというよりも、キリストの力強いエネルギーに満たされていることに驚きました。特にここで暮らしている男性達のなかに愛と調和にあふれた、キリストのエネルギーを強く感じます。”そうアイリーンに話したとき、彼女はジッと私の顔をみつめて、  “Yes,ここではいつもエネルギーが動いています。神は生きているのですから・・・。  と力強い言葉が返ってきました。
 “人間の意思が、神の意思と同調するとき、それは、全く努力のいらないあり方です。その時、内なる智恵は安らぎの場所を見つけ、自分を支配しようと、りきむこともなくな ります・・・。”
  おだやかで、平和な日々のなかで、心をひらいて生きること、それが自らの最高の師となるのだと思います。
  気づきという、その恵みのなかで、人生のあらゆる瞬間が自分の仕事、役割になっていきます。自分が何をやっていようとも、大切なのは意識だということ、その意識の質を改めて問われたように思います。

 ここでは誰もが創造者です。日々創造のエネルギーに満たされいました。ここで暮らす彼らは“ここに在ること”を心から楽しんでいます。“ここに在ること”は静的なものではなくて、神の生きるエネルギーと共にあるという意味においては、常に動き、変化し、成長しているものなのだと思います。フィンドホーンはそんな創造的な鼓動にみちあふれているところでした。
 天国は今ここにある!神は生きている・・・。私が魂の記憶としてもっていた、光の世界、地上天国が確かにあるということを、改めて確信することができて、本当に嬉しく思 いました。
 魂の喜ぶライフスタイルがある!そこでは、内なる神の指針に基づく生き方が現実に可能だということ、そして、神との調和を果たした結果、すばらしい平安の中で生きていくことができるということを実感し、とても勇気がわいてきました。
 奇跡は自分の内にあります。ただ心ひらいて、体験するのみ!!です。
 天国を地にもたらすことの、本当の意味を体験させてもらったことを、心から感謝しつつ、これからは、神の意思を、その思いを、私なりに体現していきたいと心から願ってい ます。
  (完)


6.図書案内(最寄りの書店でお求めください)

書 名 著 者 出版社 価格
人を癒すエドガー・ケイシー の健康法  福田高規  たま出版 1,600円



7.図書紹介

  1.  「人を癒す」こういう題をつけた本があれば、癒す方法について書いてあるのが普通で ある。この本も確かに「癒す」方法について書かれているが、「人」の方にも焦点を当て ている。「人」は皆ほんとに「癒されたい」のだ。そのために病気になって、癒される体験を求めている。
     病気と治療の間には生命の働きがある。これは癒しという意識的なエネルギーと考えてもよい。多くの人々はこのところを意識しないで治療している。自分自身が生命そのものであり、その大切な部分を受け持っているという事実に気づいていない。不思議なことに 多くの人々は無限の可能性をもっている生命を意識しないで治療している。
     この本は、エドガー・ケイシーの癒しに関するリーディングの考え方に基づいて、各地で行われている治療講座の要点を整理したものである。食物や体操の健康法ばかりでなく イメージ、実感、瞑想、夢を活用した健康法について書いてあるのが特徴である。
     以上、『人を癒すエドガー・ケイシー の 健康法』〔はしがき〕からの抜粋。



8.今月の言葉 福田高規著『人を癒すエドガー・ケイシー の健康法』より
  1. 祈りのことば.
    問13.その他に大切なことがありますか。
    答13.祈りとか、瞑想の時間をつくって計画的にやること。しばしば次のようなことばによって瞑想をしなさい。自分のことばで、自分の方法で、機械的にではなく生活の中で自分の一部となるように。
     「主よ。聖なる主よ。日々に、私がいつもごいっしょにいますように。私の仲間との集まりで、家で、友人たちといっしょのときも、また、私が大嫌いな人といるときも、日々に、私は人々の祝福の通路となります。あなたがキリストであるイエスを通して表されました。あの愛に感謝しながら。」

  2. 瞑想と祈り.
     リーディングは、瞑想と祈りについて数多くのことを語っている。その中で、祈りは神へ語りかけることであり、瞑想は神に聞くことであるという説明が一番わかりやすい。日頃から自分の魂の父であり、母である方、自分を最もよく知り、最もよく理解してくれている方、自分のお願いをよく聞いてそれを叶えようと待ちかまえてくれる方、しかも自分の右手よりももっと近くにいらっしゃる方との会話が祈りであり、瞑想なのだ。そして、それによく馴れていると神との会話も楽しいものとなり、人生も楽になる。私たちは、自分の時間と自分の思いと、自分の行動の全てを神に捧げる。そのひとときが瞑想である。その中で、私たちは神を求める。それが祈りである。

  3. 霊能力と祈り.
     「何か霊的な能力をつけたい」リーディングは、神がそういう能力を必要に応じて必要なときに与えてくれるという。もちろん、その能力を今生で養うために生まれてきた人もいるだろう。しかし、私たちの多くは、神を愛し、身近な人々を愛す能力を開発するため に、肉体を持って地上で生活している。それは、神と一つになりたいという願い。人々の ため、神が、私の心と肉体を通して働かれますようにという祈りによって達成される。そして真剣に祈ったら、私たちのこれからの長い、数多くの人生という体験の中で、知らず知らずに、人を非難していないか、人を批判していないか、人を疑っていないか、何かに ついて心配していないかに、充分注意しているべきである。人のお役に立ちたいとほんきで願い行動していると、もともと持っている霊的な能力が働きはじめる。
     (福田高規著『人を癒すエドガー・ケイシー の健康法』より.)