ケンセイ・ニュース 第 18 号 1995.11.15発行ケンセイ・ニュースバックナンバー
1.はじめに 追々、冬に向かう季節でございます。その後は皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、前号(No.17)の「今月のことば」の中にあった『今からが、これまでを決める』と言う言葉についてのお尋ねがありました。 皆様の中にも、何だかよく判らない言葉だな、と思われた方もおられたのではないでしょうか。 つまり、これまでのことは、もうすんでしまっていて今更それを変えるわけには行かない筈だ、と言う訳です。 大変ご尤もな言い分のようですが、実はこの言葉は、人生や病気に悩む人達に贈る大きな励ましの言葉だったのです! この言葉は『今からあなたがやることが、これまでやって来たことを決定づけるのですよ。 これまで、あなたが自分では悪いことをやっていた、とか、失敗だったと思っているとしても、それは本当のところまだ何とも決まっている訳ではなくて、 これからのあなたのやり方次第なのですよ。』と言っているのですね。 そして、これからがこの言葉の意味深くもあり、また厳しいところでもあるのですが、『このどちらかに分かれるのは、今、現在ですよ』 と言っているところです。 今までの在り方の自分であれば、これからもそのような自分が続くでしょう。 それでは不幸や病気もそのままと言うことになるのでしょう。しかし、自分が変われば、また、変わった人生が開けて行くことになるに違いありません。 今までの自分ではいけないと思う人だったら、さあ、自分を大きく変えて行きましょう!これからなのですよ!この言葉はこのように言っているようです。 さあ、それでは自分をどう言う方向にどうやって変えて行けば良いのだろうか、と言うことになりますね。 私は、「ケンセイ・ニュースNo.16」の「はじめに」の中で、皆様から『心に残るお話だった』と言われた、 あの『愛語、和顔、祈り』のお話を思い返しています。 もう、ものも言えなくなってしまった病人でも、まだ他人のためにしてさしあげることがある。それは『祈り』だと言うのです。 凄い奥の手があったのですね! そして、この言葉は「誰でもが先ずやるべきことですよ、その上で自分のできることをして行きなさい」と言っているように思えるのですが、 いかがでしょうか。 最近は超能力ブームとか言って、空中浮揚・チャネリング・自動書記・幽体離脱などが興味本位に話題になったり、報道されたりしています。 私たちはそんなことに目を奪われるより自分ができることを今、おこなって行くことの方がよほど大切だと思われます。 さて、自分を変えて行きたいと思う方は、福田高規先生をお迎えして毎月開催しております各講座に参加されるのが最も良いと思います。 また、ご都合のつかない方々にとっては、絶好の指導書と言うべき本があります。それは、福田高規先生の『人生を変える健康法』『人類を救う治療法』 『ドリーム・レッスン』それに最近発刊されました『人を癒すエドガー・ケイシー の 健康法』です。特に、この本は「推薦図書」「図書紹介」 「今月のことば」などに、その一部を掲載させていただきましたが、座右に置いて何度となく味わい、そして実践してゆくべき本だと思います。 本当にすばらしい本ができました! 野口美恵子さんの『フィンドホーン訪問記』は今回で完結です。皆様の中にもすばらしい体験をなさった方がおられることと思います。 この「ケンセイ・ニュース」を通じて、大勢の方々にお報せしたいと存じますので、どうか当会までご連絡くださいますよう宜しくお願いいたします。 2.エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
3.綜合健生研究所からのお報せ
4.特別寄稿 『フィンドホーン訪問記』 第2回 野口美恵子 私達はガーデン・ワークを選びましたが、他にもビルダーやキッチン・ワークなど、いくつかの選択技があります。 ガーデン・ワークの朝、まず今日のメンバーの自己紹介があり、共に手をつなぎ円をつくります。そして“今あなたの中に何が見えますか?!”という問いかけと共に、みなの心をひとつにアチューメント(波動をあわせること)をして、祈りの時をもってから仕事にとりかかります。 みなの心をひとつにして、この大地を耕す・・・。とても豊かな時間でした。むろん今まで鍬も鋤もまったく使ったことのない私としては悪戦苦闘の連続でした。会話はもちろん仕事内容の説明も、すべて英語なので、わかったような、わからないような・・・。何 とも頼りない状態でした。 前夜、もぐらの掘った穴を平らにならす仕事もしました。生まれてはじめての体験でした。もぐらも案外働きもの?!なのだと関心することしきり。もちろん、まじめにみんな仕事をしているのですが、なぜかほのぼのとしてしまいました。ほんの短い体験でしたが 大地と共に生きることの安心感を深くあじわいました。 労働が喜びに、奉仕が自然の営みになっているところには本当に大いなる安らぎがあるのですね。鳥の声を聴き、花の妖精の存在を身近かに感じるこの場にいると・・・。 奇跡・・・。それが、ここでは日常的なことなのだと納得してしまいました。 滞在中にアイリーンキャディーのお宅でお話しをする機会に恵まれました。突然の訪問にもかかわらず、こころよく受け入れてくれ、すばらしい時を過ごすことができました。 神とともに生き、魂の開放をなし得た人、アイリーンキャディの存在からとても多くのことを学びました。 彼女から、圧倒的な親和力をもってすべてをつつみこむ優しさが伝わってきました。この世で与えられた栄光や名誉はすべて神に帰し、自由でたおやかに生きている、その姿に出会ったとき、自分にとってのひとつの理想のあり方を強く確信しました。彼女こそ聖書 にあるような、神の生きるエネルギーと共に豊かに実を結ばせた、まことのぶどうの木を体現していると思いました。 すべてを愛し、すべてを許し、すべてを受入れ、喜びに満たされて、ありつづける人! 彼女の瞳からは、慈愛があふれていました。そして、その瞬間気づいたのです。私の内 に、こんなにも、愛されたくて・・・。こんなにも、許されたくて・・・。こんなにも、 癒されたかった・・・。そんな自分がいたことを! 抱きしめられた時のあの暖かさ!彼女の中に神の顕現を見たような気がしました。 そこには判断やわけへだてなど、ひとかけらもなく、ただ受容のみがあったのです。 神がわが魂の救いの為に、キリストをつかわして下さったことの本当の意味が理解できたような気がします。豊かなる愛をもって、とりなしてくださる姿・・・。ありのままの自分を愛しうけ入れてくださる存在として、その時、イエス様とアイリーンの姿が重なっ たのです。 そして、地上天国とはどういうあり方なのかを教えられた気がします。自らを捧げるこ とで、天を地に、もたらしてゆくことを・・・。 彼女の真の偉業は、そこにこそあると思います。結果としてのフィンドホーンの広がりはあるけれど、目の前の彼女には何の気負いもなく、ただ全生涯をかけて、『神を愛し、自分を愛し、人を愛した・・・』それがすべてだったように思います。 “Flying
into Freedom"この本が日本で“フィンドホーンの花”として出版されたことを伝えたとき、幼児のような微笑みをたたえながら、表紙の美しい装丁を見て、とても喜んでくれました。つたない英語ながらフィンドホーンで感じたことを伝えてみました。 “ここに来る前、たぶんフィンドホーンはアイリーンのかもし出すマリアのエネルギー につつまれているのだろうと想像しました。しかし、今この地に来て受容的な女性エネルギーというよりも、キリストの力強いエネルギーに満たされていることに驚きました。特にここで暮らしている男性達のなかに愛と調和にあふれた、キリストのエネルギーを強く感じます。”そうアイリーンに話したとき、彼女はジッと私の顔をみつめて、 “Yes,ここではいつもエネルギーが動いています。神は生きているのですから・・・。 と力強い言葉が返ってきました。 “人間の意思が、神の意思と同調するとき、それは、全く努力のいらないあり方です。その時、内なる智恵は安らぎの場所を見つけ、自分を支配しようと、りきむこともなくな ります・・・。” おだやかで、平和な日々のなかで、心をひらいて生きること、それが自らの最高の師となるのだと思います。 気づきという、その恵みのなかで、人生のあらゆる瞬間が自分の仕事、役割になっていきます。自分が何をやっていようとも、大切なのは意識だということ、その意識の質を改めて問われたように思います。 ここでは誰もが創造者です。日々創造のエネルギーに満たされいました。ここで暮らす彼らは“ここに在ること”を心から楽しんでいます。“ここに在ること”は静的なものではなくて、神の生きるエネルギーと共にあるという意味においては、常に動き、変化し、成長しているものなのだと思います。フィンドホーンはそんな創造的な鼓動にみちあふれているところでした。 天国は今ここにある!神は生きている・・・。私が魂の記憶としてもっていた、光の世界、地上天国が確かにあるということを、改めて確信することができて、本当に嬉しく思 いました。 魂の喜ぶライフスタイルがある!そこでは、内なる神の指針に基づく生き方が現実に可能だということ、そして、神との調和を果たした結果、すばらしい平安の中で生きていくことができるということを実感し、とても勇気がわいてきました。 奇跡は自分の内にあります。ただ心ひらいて、体験するのみ!!です。 天国を地にもたらすことの、本当の意味を体験させてもらったことを、心から感謝しつつ、これからは、神の意思を、その思いを、私なりに体現していきたいと心から願ってい ます。 (完) 6.図書案内(最寄りの書店でお求めください)
7.図書紹介
8.今月の言葉 福田高規著『人を癒すエドガー・ケイシー の健康法』より
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