ケンセイ・ニュース  第 15 号  1995.5.15発行

ケンセイ・ニュースバックナンバー
  1. はじめに
  2. エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  3. 綜合健生研究所からのお報せ
     1.『パシーマ』のご紹介
     2.シーターリングについて
  4. 特集 『よみがえった生命』
    寺山心一翁先生 講演
  5. 会と催し
  6. 図書案内
  7. 今月の言葉
    「フィンドホーンの花」より

1.はじめに

 風薫る五月です。青葉、若葉の映える好季節になって参りました。いかがお過ごしでしょうか。

 この、『健生会』が発足して丁度2年が経ちました。そして「ケンセイ・ニュース」もこの号で「第15号」を数えることになりました。 ささやかではございますが、少しでも皆様方の健康増進のお役に立ちたいと言う気持ちを支えとして過ごして参りました。
 お陰さまで年を重ねる毎に会員にご参加の方も増えて参りました。これも、ひとえに皆様方のご支援、 ご協力の賜物と厚くお礼を申しあげる次第でございます。これからも、又気持ちを新たにして努力して参りたいと存じます。 何卒よろしくお願い申しあげます。

 さて、今年に入りまして次々と、本当に思いもかけないような出来事が起こって参りました。これが世紀末現象とでも言うのでしょうか。
 関西大震災、急激な円高、オウム真理教の関係する事件−誘拐、狙撃、刺殺、サリン−など、一つ一つ数え上げるまでもなく、 そのどれもが全く予想もできない事柄だけに、大変、不気味でもありますし、又、何ともすさまじい世の中になって来たなと思っておられる方も、 私同様きっといらっしゃることと思います。
 また、今度の東京都や大阪府の知事選挙で、政党色の無い青島幸男氏や横山ノック氏が当選したことに見られますように、 時代の流れは確実に変わって来ているように思えるのですが、いかがでしょうか。

 これらの、世紀末的な世相にしても知事選の結果にしても、結局それを作り出したのはほかならぬ我々だとすると、私たちの意識の持ち方次第で、 世の中これからどんなふうにも変えられると言うことにもなります。私たち自身、一人一人の思いやりの心、愛の心がどんなに大切か、 改めて考えさせられたこの頃でございます。
 私たちは、必ずそれぞれ『課題』を持っていて、それを今生でやり遂げるために生まれて来たと言います。そのために最もふさわしい環境、 つまり、時代を選び、国を選び、両親を選び、そして「性」などの身体的条件を選んで生まれて来たと言います。
 自分がこうと決めて生まれて来たのですから、自分に与えられた環境の中で、あらん限りの力を振り絞って、 最善の努力を尽くすのが自分の人生だと言うことです。
 そして、偶然は無いと言うことですから、若し自分に取ってつらい状態、例えば、『病気』『逆境』『確執』などがあったとしても、 自分の霊的な進化をうながすためだと受け止めて、前向きに取り組んで行けば必ず良い方向に進むに違いありません。
 自分の決めた『課題』を完全にやり遂げた人こそ、人生における最高の成功者と言うことができるでしょう。

 エドガー・ケイシーはそのような人たちの中の一人であったと思われます。そして、そのリーディングは繰り返してこの「霊的な進化」 の重要性を強調しています。
 これから、次々と思いがけないことが起こり、私たちは否応なくその影響を受けることになるのでしょう。しかし、此処を基本として対処すれば、 何が起こっても恐れることは無いと思いますが、いかがでしょうか。
 それにしても、またどうして『課題』なんぞと言う厄介なものを持って来なければならなかったのでしょうね?


2.エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  1. 『潜在意識講座』は平成7年3月26日(日)予定通り「ユーキホテル」10階の会議室で開催されました。
     この講座は皆様方の関心がとても高く、今回も多数のご参加がありました。
     まず、潜在意識を使う場合の心構えについてのお話があり、その後二人一組となって、交互に足の伸び縮みを見たり、 ペンジュラムを振っての診断のやり方など終日、実技の指導を受けました。
     この講座によって、その方の体の不調がどう言う原因から来て、それをどうすれば良いか、と言うことの見当がつくようになる訳です。 そうなりますと、今度は、治し方の習得と言うことになります。それが4回シリーズで行われる『治療講座』です。

  2. 『治療講座』第1回は平成7年4月23日(日)「ユーキホテル」10階会議室で開催されました。
     この講座は「ポラリティ」を主体とした内容と言うことで、多数の方のご参加をいただきました。
     ケイシーのリーディングによる治療法を基本とした福田先生の講座は、どんな場合でも『こころ』の問題から入って行きます。 『こころは造り手』であり、『思ったことは必ずそうなる』と言うお話から始まります。そして実技は「ポラリティ」つまり『手当て法』と言うところです。
     或る方が北向きに寝た場合と、南向きに寝た場合とで体の状態がこんなにも違うと言うことが判って、とても不思議でもあり、びっくりしました。 一般的には北向きに寝た方が体は柔らかいようです。しかし、人によっては逆の方もいらっしゃるようですから、全部と言う訳にはいきません。 それにしても、「北」と書いた紙を南向きに寝ている人の枕元に置いて見ると、何と北向きに寝たのと同じ状態になってしまいました。 先生は「思ったことは必ずそうなる、と先刻言ったでしょう。」と言われるのですが不思議ですね。
     午後からは、皆さん期待の8人程の組になって行う「ポラリティ」実習となりました。交代々々で順番に一わたり行うのですが、 大変なエネルギーで「蒸し焼き」体験をしていただきました。
     最後は、手のひらから出る「気」が、その人その人で種類が違うと言うことの体験でした。最初、先生から「風」と言われた方が努力によって「熱」に変わった、 と言う体験談がありました。先生は大きく分けて「風」「熱」「波動」の3種類があると言われます。若し「波動」と言われたら、その方は何にも勉強しなくても良く、 ただ黙って患部に手を当ててさしあげてください。楽になりますよ。と先生は言われます。
     さて、あなたはどれでしょう? ひょっとしたら、あなたは「波動」では?ご興味のある方は次の機会に是非ご参加ください。

  3. 『治療講座』第2回は来る平成7年5月28日(日)ユーキホテル10階会議室で開催されます。
     今回からいよいよ「操体法」の実習が始まります。ご参加は予約が必要です。詳細についてお知りになりたい方は案内書をご請求ください。


3.綜合健生研究所からのお報せ
  1. 『パシーマ』のご紹介.
     今回も福田高規先生から教えていただきました『パシーマ』をご紹介いたします。
     『パシーマ』は精製された木綿をハイテク処理して作られた寝具です。なーんだ、そんなもの別に珍しくもなんともない、と思われるかもしれません。その通り、素材としては特に変わったものではありません。しかし、脱脂綿とガーゼを組み合わせて作った、と言 うことですから、これは今まで聞いたことがありません。

     極く大雑把に言いますと、真ん中の脱脂綿素材をガーゼでその両面をはさみ、それにキ ルト加工をほどこした厚手のシーツ、とでも表現したら良いでしょうか。
     何事も体験と言うことで、早速、私どもも下に敷き上にも掛けて休んで見ました。成程 とてもさっぱりして気持ち良く眠ることができます。いまでは一日も手放せないものになりました。これからのむし暑い夏の夜も爽やかにすごせそうです。

     お話によりますと、福田高規先生はお家では勿論お使いですが、泊まりがけの出張の時 には、わざわざこの『パシーマ』を持って行かれるそうです。お話をうかがった時にはよく判らなかったのですが、今ではその気持ち良く判ります。
     製造は龍宮株式会社。
     サイズは130cmX240cmです。
     価格は消費税込みで、一般価格.5,600.円、会員価格.4,900. 円です。(健生グッズ)
     資料ご希望の方は私どもまでご請求ください。

  2. シーターリングについて.
     前号で『シーターリング』をご紹介いたしましたところ、大変多くの方々からお問い合 わせやご注文をいただきまして、誠にありがとうございました。
     ご注文をいただいた方は、リングをお使いになってそろそろ1ケ月程になる頃かと思い ます。ご感想はいかがでしょうか。
     私どもで聞きしましたお話としましては、『大切な人に何を贈ろうかと考えていましたが、自分で使ってみてこれだ!と思いました。』とか、『昼間ははめないで、夜、寝る時 にはめています。』と言うようなのがございました。


4.特集 『よみがえった生命』 寺山心一翁先生 講演
  1. 心の変化と体の変化
     病院から戻ってきた時、自分としてはもう駄目かも知れないと思っていました。しかし朝日を見ることのできた感動から、生命あることの有り難さに目覚めたことは先程お話しましたが、さあ、それからと言うもの明日も日の出を拝もう、あぁ有り難い!じゃまた明日もと毎日々々、日の出の40分前位から出掛けて行って呼吸法をやったり、オームを唱えたり、宮沢賢治の「雨にもまけず」の詩を朗誦しておりますと、不思議なことに段々と体の調子が良くなって来るのが判りました。
     これらの気づきから私には実に色んなものが見えて来ましたし、得難い体験をすること ができました。余談になりますが、インドへ行きました時には、サイババさんには直接イ ンタビュー・ルームに呼ばれ、その手に触れることができました。
     そして、玄米、菜食の食生活を実践するようにしました。心から感謝し、よく噛んで、 腹八分目にしてと言うようにしますと、その食べ方一つで食物がエネルギーになって体を作ってくれることが判りました。紹介してくださる人がいて、月に一週間から十日程は小坂井農場園へ行って、良い空気、良い水、それに玄米、菜食をしながらヨガをしたり、散歩をするという生活を始めました。そうしましたら、段々と細胞が活性化されたのでしょ う、ガンが小さくなってしまいました。

  2. 感謝で迎えた10年目
     私はガンに心から感謝しました。そして私に判ったことは、自分がそれまで「あたま」人間だった、と言うことなのです。頭で考えるのをやめて、自分の体全体で感じることが出来るようになった時、悟りの第一歩を歩き始めたと思います。足らないことを嘆くより 今、自分が持っているものに感謝する気持ちになりました。
     私は自分が医薬を使わないでガンを癒すことができた体験を、お医者さんの集まりでお話をしたことがありました。その時、現代医学を何と思っているんだと言って、大変お怒 りになった先生がいらっしゃいましたが、その方はその後、聞いたところによりますとガンでお亡くなりになったのだそうです。

     先程、頭でなくて体で感じると言いましたが、瞑想についてこんな例がありました。
     或る大学の先生が、瞑想をやっているのだがどうもうまく行かない、とおっしゃるのでそれではと私がやって見せました。頭から気を入れて臍の下の丹田に下ろしてそこへストンと入れるのですが、先生の場合は下げようとして頭で考えているものですから途中で止 まってしまって下に行かない。そこで、私はやにわに先生の背中を「それっ!」と言いながらパチンと叩いたら、気がストンと丹田に下りました。体全体で感じた時、気づいたのですね。
     病院から家に帰って来た時、もうこれが桜の花を見る最後だと思っていました。それが あぁ、今年もお花見ができた、また今年もと言っておりますうちに、いつの間にか十年が たちました。そして、ますます元気になって、ただただ有り難う有り難うと毎日を過ごさ せていただいております。
     〔完〕
     
      寺山 心一翁先生 連絡先 TEL&FAX.03-3339-0020.

6.図書案内(最寄りの書店でお求めください)

書名 著者 翻訳者 出版社 価格
「フィンドホーンの花」 アイリーン・キャディ著  山川紘矢・亜希子  日本教文社  2,100.円
「(はだか)睡眠健康法」  梯禮一郎著
現代書林 1,200.円



7.今月の言葉 「フィンドホーンの花」より

(1)   巣立つ前のひなが、飛ぶ練習をしているビジョンを見た。
  最初は弱々しかった羽ばたきが、何度も翼をばたつかせているうちに、
  どんどん力強くなっていった。
  そして、自由に飛べるようになり、高く高く舞い上がり、
  軽やかにどこまでも飛んでいけるようになった。
  その時、言葉が聞こえた。
  「信仰を深めるためにも練習が必要です。
   信仰がゆるぎない岩のようになり、
   魂の真の自由を見つけ出すまで、
   信仰と共に生きなさい。」

(2)  あなたに変わる準備ができていなければ、霊的な成長は望めません。変化は最初はごく小さく目立たないが、あなたが新しいものへと移行してゆくに従って、次第に激  しく重要なものとなります。時には、新しい人生をもたらすために、大変動が必要なこともあります。時には親切であるために表面的に残酷にならねばならぬこともあれ、新しいものを表に出すために古いものを切り捨てねばならぬこともあります。ですから、起こってくる大きな変化を嘆かずに、変化に対して準備をし、変化の流れに身をまかせて変化を速めてあげなさい。

(3)  ここは重要な場所です。あなたが思っているより、ずっと大切な場所です。神である私は、私が選んだ土地の上に、あなた方に建設してほしいと思います。ここでは何事も、完璧にそして愛をもって行われるべきです。決してここの空気を悪化させてはいけません。ここには目に見えない光が存在しています。ここを訪れる人達は、例え自分では気がつかなくても、その光の影響を受けます。このホテルは、一つの部署が愛によって完璧に運営され得るという見本であり、私のガイダンスによって、どのような企業も運営できることを証明するためのものです。

(4)  これは新しい冒険だと思ってください。あなた方は、見知らぬ習慣を持つ見知らぬ人々が住む見知らぬ国へ、行くのです。人々は違う言葉を話し、違うやり方で生きています。あなた方の古い方法は、この新しい冒険にはふさわしくありません。物事をまったく新しい光をあてて見てください。経験のないことなので、これはやさしいことではありません。あなた方はとまどい、途方に暮れるかもしれません。人々が何のことを話しているのか理解するまで、時間がかかるでしょう。彼らの言葉を話せるようになるには、もっと時間がかかります。あなた方は幼い子供みたいなものです。冒険心をもって、新しい世界へ入りなさい。勇気を持って行えば、とても楽しい冒険にすることもできます。あなた方が後悔することはないでしょう。完全な愛がすべての恐れを追い払います。私を信じ信頼し、自信をもって前進しなさい。
     (以上「フィンドホーンの花」から)