ケンセイ・ニュース  第 102 号  2009.11.15発行

ケンセイ・ニュースバックナンバー
  1. はじめに
  2. エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  3. 総合健生研究所からのお報せ
  4. 特別寄稿『石橋をたたく』(2)
    エドガー・ケイシー健康会・会長 福田高規
  5. 特別寄稿『暮らしの中にケイシーを見た』(第26回)
    エドガー・ケイシー健康会理事 横井正子
  6. 図書紹介
  7. 図書案内
  8. おわりに

1.はじめに

秋ももう終わりに近く、気がつくとすぐに年末が迫ってきました。
その後は皆様、いかがお過ごしでしょうか。

何かと落ちつかない気持ちの日々でございますが、やはり、今後の私たちの生活の見通しがはっきりしないことがその原因ではないでしょうか。新政権が発足して約2か月あまり、色んな意味での変革が行われようとしておりますし、国際情勢もあちこちで揺れ動いています。そんな中、皆様方も現在のマスメディアの発信している情報が本当の情報ばかりではないこと、そして、或る情報については表に出さないようにしていることを、何となく感じておられることと思います。

そこで、今回はあまり表に大きく出てはいませんが、私の目に触れた情報の中で興味深く思われたものを取り上げてみました。

先ず、「ウェブボット(WebBot)」と言うのがあります。これは、コンピューターが自発的に、ウェブ上で交わされる言葉を無作為に拾い集めて分析するものなのです。つまりインターネットにスパイウェアを忍ばせておき、そこで使われた言葉を収拾するもので、その際、言葉だけでなく使われた文脈、つまり使用された状況も同時に集めるというものなのです。そこで、何を見るかと言いますと、「感情値」が高いか低いかをみます。

例えば、Aと言う国で「世界パイ・コンテスト」が開催され、世界中からパイが出品され大変、盛況だったとします。そして、その状況はブログやホームページに書かれ、チャットサイトなどのサイトで皆が語りあったとします。そのデーターは「ウェブボット」では「A国」「幸福なパイ」の「感情値」が急に高くなります。そこから何が判るかと言いますと、A国でパイに関係することの何かがあったと言うことです。

最初は株価の変動予測の手段として使われていましたが、あの9・11のテロ事件の前に、「テロ」「ニューヨーク」「タワー」などの言葉の「感情値」が異常に高かったことから、社会変動、未来予想に利用できるのではないかということを発見しました。その後このシステムを使って数々の事件や経済の変動などについての予想実績がありましたが、決して完全なものではなく、外れることもあるようです。ただ、これは英語圏のみで行われていると言う事情もありますので、今後、中国語圏、日本語圏などを網羅するようになれば、もっと精度は上がるであろうと言われています。(註1)

次に挙げますのも未来に関係するものです。それは、「聖書の暗号」です。今では、ヘブライ語で書かれた旧約聖書の全文をデーター化して検索できるソフトウェアがあり、それにキーワードを入れて調べることができるようになっています。そして、旧約聖書の中には、例えば、どんな人でもその人、個人の情報が全て載っていると考えられています。

日本には10年程前、マイケル・ドロズニン著「聖書の暗号」で紹介されましたが、これについては伊達厳氏の研究が注目されています。例えば、或る特定の個人の生年・死去の年月日が間違いなく出てくることから、もし、そうだとすれば人の運命は定められていることになりますし、また、未来はもう決まっていると言うことになります。最近になって、次々と優れたソフトが開発され、それによってますます精度が上がって来ているようです。しかし、2015年過ぎるころからは的中しないことが多くなるであろうと言われています。このことは、決まっていた筈の未来が、人々の意向で変更でき、我々で良いほうに創れるようになったことを意味していると言います。下記の本をご参照ください。(註2)

(註1)「月刊 たまゆら9月号、11月号」
(註2)「二つの真実」船井幸雄著(ビジネス社)

2.エドガー・ケイシー健康会からのお報せ
  1. 基礎講座第1回」は平成21年9月27日(日)に開催されました。
    今回も熊本県、兵庫県、静岡県、大阪府などの方々が大勢ご参加くださいました。福田高規先生の「こころ」「意識」のお話を熱心にお聞きいただきました。

  2. 基礎講座第2回」は平成21年10月25日(日)開催されました。
    この講座は「オイルマッサージ」と「ヒマシ油湿布」について実習、実演をいたしました。ご希望者全員に福田高規先生から「オイルマッサージ」をしていただきました。また午後からの「ヒマシ油湿布」もご希望者に体験していただきました。この健康法の気持ち良さを皆さんに充分、ご体験いただけたことと存じます。

  3. 基礎講座第3回」は平成21年11月22日(日)開催の予定です。
    「骨盤体操」「食べ物」「排泄」など健康生活に大切なお話です。予約受付中です。

3.総合健生研究所からのお報せ
  1. 「2点式温灸器・『ホットブルーンDX』」(医療用治療器具)ご紹介の件
    2点式の温灸器のご紹介です。直径3cmほどの樹脂製の2つの球がほどよく患部を温めます。

    また、この温熱球はその位置を6cmと10cmに変えることができますし、場合によっては1つだけ取り出して使用することもできます。例えば、首や肩には6cmで、おなか、腰には10cmの間隔で、また、膝や肘には手に持って球1つで温めることができます。20分のタイマーが付いています。カタログをご請求ください。
    一般価格 20,790円(税込)

  2. 「エバメールゲルクリーム(850)」生産停止についてのお報せ
    ポンプ式としては最も容量の大きかった「ゲルクリーム(850)」はこのほどメーカーの都合により生産を停止しました。

    今後、ポンプ式では(500ml)入りが最も大きな容量となります。ポンプ式の空容器をお取り置きいただいて、それに、「ゲルクリーム詰替用(500)或いは(1000)」を詰め替えてご使用くださればと存じます。


5.『暮らしの中にケイシーを見た』第26回 エドガー・ケイシー健康会・理事・横井正子

街並みの木々も日を追うごとに色づいてまいりました。皆様お元気でお過ごしのことと思います。

晴れの日には、散歩やジョギング、自転車に乗っている方を多く見かけます。  最近、書店で『医師がすすめるウォーキング』(泉嗣彦著、集英社新書)という本を見かけました。歩くことについて多くの方の関心があるようですね。

皆様は、楽しく運動をなさってますか?エドガー・ケイシーは、リーディングの中で、「元気になる良い方法は、運動する事である。」又、「1番の運動は歩くこと、2番目は水泳、3番目は自転車に乗ること。」とも言ってます。

私は歩くのがとても好きなので、1駅手前から歩いたり、少し遠回りをして自然の四季の移り変わりを感じたり、ウインドショッピングをしながら楽しく歩いています。
「歩く」ことで、脊柱を支えている筋肉を動かし、それに伴い脊柱が調整されます。そしてこの脊柱を支えているのが骨盤になります。「骨盤」をゆるめ、柔軟性をもつことで健康を保つことが出来ます。

「骨盤」をゆるめる「運動」は、他に「体操」もお薦めです。身体を気持ち良く曲げたり、伸ばしたり、ひねってみても良いですね。福田先生は講座の中で、「骨盤が、少し動くだけでも大丈夫です。」と言われてます。出来れば「参考図書」などを参考にしていただき、効果のある正しい運動をしたいものです。ただし、お身体に無理のないように楽しく動かしてください。

参考図書   福田高規著 『人生を変える健康法』 P.167〜P.218
      『人類を救う治療法』 P.195〜P.214
      『人を癒す健康法』 P.164〜P.184
 
福田先生は簡単に出来る「骨盤体操」を、上記の参考図書の中で幾つもご紹介しています。
丁度、今月11月22日(日)の福田先生の名古屋での講座(基礎講座第3回)は、「骨盤体操」の実習を予定しております。
ごいっしょに楽しくお勉強しませんか?

これから寒くなりますが、毎朝、歩いて「骨盤」を動かしてみましょう!
それでは、次回もお元気でお会いいたしましょう。
少し早いのですが、どうか皆様、来年もよろしく。佳き年をお迎えくださいませ。


6.図書紹介(最寄りの書店でお求めください)

書名 著者/訳者 発行所 本体価格
私はなぜ「中国」を捨てたのか 石 平
ワック(株) 886円

7.図書案内

私はなぜ『中国』を捨てたのか
  1. 『私はなぜ『中国』を捨てたのか』

    少し前の「ケンセイ・ニュース」で日本に帰化された三人の方々(黄文雄、呉善花、石平)による鼎談形式の『帰化日本人』という本をご紹介いたしました。この本ではそれら異国の文化の中で育ち、そして生きてきた方々の目からは、日本という国や人が自分たちの文化とどんなに違って写ったか、そのお話が我々にとって新鮮に思えました。

    今回、ご案内するこの本では中国四川省ご出身の石 平氏が如何にして自分が日本に帰化するに至ったか、その経過が書かれています。自分の生まれ故郷を捨てて他国に帰化することには、それなりの余程の理由と事情があるに違いありません。

    理由の一つとして挙げられるのは、毛沢東から始まった共産党による一党独裁体制が現在に至っても続いているということだろうと思います。先の大戦中から始まった八路軍と国府軍との内戦、紅衛兵による文化大革命、天安門事件、そして、その後の、「一国二制度」のため都市部と地方との大きな格差社会の出現と言うような激動を経て、終に、「物と金だけだ」と言う社会通念となり、中国人全般が精神的に荒廃してしまっていることに対する大きな失望と幻滅がありました。

    中国から日本へ留学した著者は、中国においてはすでに完全に失われてしまった論語と儒教の心が、思いもかけずこの日本に残っていることにき気付きました。日本語を勉強する上で非常に難しかった敬語が、とりもなおさず「礼」の心の現れとして、日本語の中に「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の形で受け継がれている。そして、それを、日本人の誰もが殆ど無意識の内に使っている。日本語を使って日常を過ごすということは、「礼」の心を持って相手に対していると言うこと。そして、そのことは日本人の「やさしさ」にも繋がることに気づきます。著者はそのことに心を打たれるわけです。今や著者にとって、その「心の故郷」は生れ育った中国ではなく、この日本にあったのです!

    さらに、著者は自分が幼少期に過ごした田舎の詩情豊かな風景を、京都の嵐山へ旅をした時に見い出します。穏やかな姿の山並み、清らかな川に架かる優雅な姿の渡月橋、静かに佇む多くの寺々。この、まさに仙境と見紛うばかりの風景の中で得た感激は、言葉ではとても表せないものだったと告白しています。

    さらに、著者は生国の中国四川省(西蜀)から日本に渡来し、鎌倉時代に禅宗を伝えた蘭渓道隆と兀庵普寧がいることを知りました。そして、この禅に導かれた日本武士道は脈々として後世に伝えられ、日本人の精神文化に多大な影響を与えていることに気がつきました。そのことにまた、著者は大きな感動を覚えました。

    さらに、著者は京都御所の質素にして品位ある佇まいに感銘すると共に、中国の皇帝と日本の皇室との違いについて考えを及ぼしています。そして、権力を持たず無私の心で人々の幸せを祈ると言う、この万世一系の皇室を戴く日本と言う国が如何に希有なものかを熱く語ります。

    かくして、著者はかつて中国から招来された文化の種が、現在の中国では全く破壊し尽くされているのに、この日本においてはそれらが美しく花開き、今なお人々の心の中に生きて活動していることに感激します。著者は我が故郷を愛するが故に、こよなく日本を愛することになり、終に日本人として帰化することになった、と言うことです。

    その中にどっぷり漬かっていますと、それが当たり前のように思っていますが、著者のように見るもの聞くものに対して、深い教養と豊かな感受性を以て日本と日本人を見つめてみますと、これも、あれもが自分の理想として思い描いてきたものばかりではないかと気付いたと言う訳です。私たちはこの著者によって、自分たちが如何にすばらしい国に生きているかを改めて教えられたように思います。

    日本に帰化した方々はこの著者とよく似た体験をされたようで、皆さん、熱く日本を愛しています。私たちにとっては大変、ありがたい方々です。これらの方々の提言に我々はよく耳を傾けるべきでしょう。そして思うことは、ODAも良いのでしょうが、外国人の中から日本大好きで日本と仲良くしたいと言うような人が沢山出てくるように、もっと、文化の面にも力を入れることがとても必要ではないかと言うことです。


8.おわりに

皆様方は健康に関心をお持ちの方が多いと思いますから、一年に一度位は人間ドックに入るとか、時々は血液検査、レントゲン検査、胃カメラなどの検査を受けておられることでしょう。悪玉コレステロールが多いと言われてる方、おられませんか?

最近の新聞記事に「コレステロール値と中性脂肪『高い方が長生き』」という記事が出ているのを見つけました。一つの情報としてご紹介します。

東京都内で開かれたセミナーで、H教授(富山大和漢医学薬学総合研究所)は国内外の臨床研究や疫学調査を基に、「悪玉と呼ばれるLDLコレステロールは低下させなくてもよい」。そして、LDL値の高い方が却って死亡率は下がると言っています。

O教授(東海大学医学部)は「遺伝病である家族性高脂血症以外の人では、血中の中性脂肪の量は、食事と生体のエネルギー消費に合わせ適切に調整されている」。と説明しました。日本人では高脂血症とされている人の方が脳卒中のリスクが低く、また、脳卒中になっても軽傷なので、特殊な場合の外、中性脂肪を下げる必要はないと話しました。

O氏(金城学院大脂肪栄養オープンリサーチセンター長)は「リノール酸の取り過ぎが多くの病気を増やす。動物性脂肪は安全性が高い」として、従来とは逆の説を発表しています。つまり、動物性脂肪を控えるようにと言われていた説とはまさに反対です。

しかし、もうこれで安心だと、牛や豚の脂身をムシャムシャと食べると言うのは賛成しません。メタボと言うこともありますからね。ケイシーは健康上から言って、油物は要注意。炒めもの、フライ、揚げ物などはなるべく控えるようにと言っています。

・風邪が流行しています。呉々も御身体ご大切に。それでは次号をお楽しみに!